42歳女性 無職の方からの質問
数年に一度腰痛がある程度でしたが、 30代後半になってから座ることが出来ないくらいの 腰痛が頻発するようになりました。
それでも数日で治り、全く腰痛のない生活に戻れていたんですが、 41歳頃から腰痛が慢性化し、先日もぎっくり腰になり一週間、 寝たきりの状態になりました。
それ以降、慢性痛が悪化しています。
整形外科に行っても薬が出るだけなので、 整体に興味を持つようになりました。
回答
ご質問ありがとうございます。
以下当店の見解を回答します。
1.ぎっくり腰になったときの対処法について
ぎっくり腰は怪我の痛みです。
原因は「筋肉の損傷」や「腰の捻挫」などと言われます。
怪我ですので傷口に「ある程度の痛み」はもともと存在します。
この怪我した状態で動こうとすると、 重力の影響で傷口に強い負荷がかかり「痛みが激しくなる」のです。
怪我が回復する一番早い方法は 「傷口を刺激せずに、安静にしている」ことです。
逆に傷口をこすったりして刺激を与えるといつまで経っても傷は治りません。
急性期、すなわちぎっくり腰になったときは、まずは安静です。
患部に熱感がある場合は炎症を起こしているので冷やしましょう。
✅湿布だと数時間で冷えなくなるので、個人的には保冷剤やアイスノン、氷嚢で冷やし続けるのがおすすめです。
✅大体3日ほど冷やしていると熱感が取れてきて炎症も治まってきます。
✅熱感が取れたら、患部を冷やすのは止めて大丈夫です。
ただし、炎症が収まっても、傷口の回復には2週間ほどかかります。
「ぎっくり腰になったら怪我の回復まで2週間ほど安静にする必要がある」 という認識を持ちましょう。
可能な限り横になり、痛くないポジションを見つけその状態を保ちましょう。
起き上がろうとしたり、動かそうとするときは、体が重力の影響を受け、傷口に刺激が行きやすくなります。
傷口に刺激が行くと当然痛みが出ます。
逆に傷口に刺激がいかないと、比較的痛みが発生せず楽な状態を保ちやすくなります。
ただし、「安静にするように」と言われても、 「仕事や家事でなかなか安静にできない」と言う方も多いでしょう。
その場合、圧迫式のコルセットを巻くことをおすすめします。
圧迫式のコルセットは伸縮性がないので ガッチリと腰を固定してくれます。
腰を固定してくれるので、 傷口に負担が行きにくくなり痛みが軽減しやすいです。
イメージとしては、
☑「骨折したときにギプスで固めると、 ハンマーでギプスを叩いても骨折した箇所は 痛みが発生しにくい」 というイメージです。
逆に、伸縮性のあるゆるいサポーターで腰を保護しても意味がありません。
伸び縮みするので傷口への負担を軽減してくれないからです。
2.ぎっくり腰にならないための方法について
ぎっくり腰は風邪と一緒で、なる人はなるし、ならない人は全くなりません。
風邪にかかる可能性は誰にでもあります。
100%ぎっくり腰にならないための方法は存在しないでしょうが 、ぎっくり腰になる可能性を限りなくゼロに近づける対策は存在します。
様々な方法がありますが、 例えば、
✅ラジオ体操やストレッチなどでまずはセルフケアを行う。
✅たまに整体などで全身のバランスを整えてもらい体の状況もチェックしてもらう。
✅その際、ご自身の体の使い方の癖や、正しい体の使い方のアドバイスもいただく
などが始めやすい方法でしょう。
何度もひどいぎっくり腰に合われた方の質問にも回答していますので こちらの記事も御覧ください。
「何度もひどいぎっくり腰」 質問者様が快方に向かうことを願っております。
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