47歳男性 会社員の方からの質問です
年齢とともに体が硬くなりつつあることを自覚しています。
特にゴルフをするときのスイング、腰が縦方向にも横方向にも可動域が狭くなっているどころか、無理に動かすと痛みが発生するほどです。
体幹を鍛えれば良いと思うのですがどのようにすれば鍛えることができるでしょうか。
回答
ご質問ありがとうございます。
色々な見解があるでしょうからあくまでも当店の見解として回答いたします。
➡ 1.まずは、体幹を鍛える前に痛みをなくしましょう。
当店のお客様の中にも「○○が痛いので何か良い筋トレありませんか?」という質問をされる方がいます。
その際、「まずは痛みをなくしてから筋トレを始めましょう。
痛い状態で筋トレをすると更に痛めてしまう可能性が高いですよ」とお伝えしています。
筋トレは筋肉を一度傷つけて弱らせます。
次に十分な栄養と休憩を取ることにより、超回復を起こし以前よりパワーアップすることを目的としています。
痛みのない状態でやることは何の問題も無いのですが、痛みをなくしたいのに筋肉を傷つける筋トレはやるべきではありません。
余計に痛くなる可能性があるからです。
➡ 2.トレーニングの代わりにおすすめなのはストレッチです。
トレーニングの代わりにストレッチを行いましょう。
呼吸をいつもより意識すると良いですね。
すると体に入る酸素の量が増えますので回復も早くなることが期待できます。
筋トレの代わりにストレッチを行っていくと身体も柔らかくなっていきます。
すると当然に可動域も広がっていきます。
お相撲さんの股割りもいきなりはできません。
毎日繰り返しストレッチをを行うことによって少しずつ可動域が広がっていきます。
いきなり激しくやると怪我をしますのでその点はご注意下さい。
また、一般的に筋トレは身体を固くします。なぜなら筋肉に負荷をかけるからです。
筋肉は負荷がかかると太く短く縮みます。
このため固くなるのです。
いわゆる「コリ」もこの状態です。
反対にストレッチは、「太く短く縮んだ筋肉を、伸ばしてもとの柔らかい状態に戻しましょう」という行為です。
ストレッチによって身体が柔らくなると、当然体内の血流も良くなります。
血液は体内の組織に酸素を栄養を運びますので、血流が良くなると身体のダメージの回復も早くなるのです。
➡ 3.セルフケアで改善しない場合は一度プロに観てもらいましょう。
セフルケアで改善しない場合は、ご自身では発見できていないねじれや歪み、身体の使い方の癖、フォームの乱れなど色々な原因が考えられますので、一度プロに身体をチェックしてもらうのが良いと思います。
➡ 4.身体の可動域が改善したら体幹のトレーニングに進みましょう。
昨今、体幹の鍛え方については様々な情報が、ネットや書店にありますので、ご自身に合う方法を色々お試しいただければと思います。
質問者様のパフォーマンスの向上を願っております。
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